空手のためのキックボクシングクラスを初開催しました。
参加者は女性1名のみ
場所は「船橋アリーナ」会議室で13時から15時までです。
1.立ち方・構えについて
立ち方と構え方です。基本初めてキックボクシングに触れる方用ですが、まずは基本の構えと立ち方ですね。
立ち方や構えかたは、空手と違いますので、最初は戸惑います。
防御の意識と攻撃の意識を構えで持つことが大事ですね。
2.ステップワーク
構えと同様に非常に重要なのがステップワークです。空手のステップワークと基本的な考え方は同じですが、やはり距離ややり方が異なります。
ステップをしながら攻撃や防御を使えるように練習します。
あまり激しくやるとここで体力を使ってしまうのと、足に負担が大きくなるので程々の練習です。
3.パンチの練習
空手の突きとは異なりますが、そう言っても回転を利用するという意味では同じような役割や機能を持ちます。
ジャブ、ストレートとフックを実際にミットに向かって打ってもらいます。慣れないうちは手首や手が痛くなったりするので、テーピングを巻いてもらい怪我の防止に努めます。
4.キックの練習
キックの練習も行います。空手と違ってこちらはダメージを与えるためのケリですので、いかに強いケリを打ち込めるかが重要です。色んなケリパターンを覚えると空手の組手の際の蹴り方もバリエーションが増える相乗効果が得られます。
蹴る場所や蹴る軌道が空手とキックボクシングとでは少々異なります。
この辺りも理解が深まると、色々な蹴り方に繋がってきます。
5.売り込みの練習
サンドバッグがないので打ち込みは対人の練習やミットになります。
せっかくなので私が防御に徹し、本気で攻撃をしてもらう練習をしました。
距離が重要といくら口で言っても、なかなか体感しないとわからないと思います。
空手の打ち込みと違って、近い距離を思い切り打ち込みますが、その距離は空手より短くまた実際に打ち抜きます。
また攻撃のリズムやがむしゃらに攻撃しても当たらないという事を学んでもらえたと思います。
6.終わりに
フィットネス希望の会員さん向けと、体験会を兼ねてクラスを開催しました。
実際に学ぶことはやはり大きいと思います。
普段の空手の練習とは異なりますが、決して空手で無駄になるということはないと思います。きっと相乗効果が見込めますし、別の視点で身体の動き方や動かし方を学べるのはとても大事だと思います。
クラス参加者は1名のみでしたが、代わりにしっかりと学ぶことができたと思います。
次回もまた実施したいですね。やはり役に立つクラスだと思います。