健康のために空手をしませんか?
1.大人だからこそ運動をすべき!
子供の頃は学校の体育の授業、遊び回っているだけでそれなりに運動はできていたと思います。
ですが大人になるとなかなか汗を流す機会がありません。
もしも少し運動不足を指摘されたり、健康診断でメタボ判定を受けた方であれば、運動として何をすればよいのでしょうか?
実は一番良いとされる運動はウォーキングだそうです。
ウォーキングは体に負担をかけることなく、また無理な運動は体に良くないということもあると思います。
意外とジョギングなども体に良くないという話も聞きます。
ですが、普通に暮らしている人でジョギングも体に悪いということはちょっと考えにくいですね。
恐らく無理をしてはいけない人や持病や怪我の恐れがある人には向いていないという意味だと思います。
大人になってスポーツをする事はややハードルが高く感じるかもしれません。
ですが、大人だからこそ少しでも体を動かす事は重要だと思います。
気分もリフレッシュできますよ。
そして身体の改善、若返りを本当に感じますよ!
別にスポーツは空手に限った話ではありません。
何でも良いと思います。
2.空手をゼロから始めるから面白い!
私の場合は、30代後半から空手を始めました。
それ以前に運動というほどの運動はしていません。
空手道場の体験を受けてみて、その瞬間から「これは面白い!!」と思ったのです。
因みにその時は、小中学生しかおらず、大人は私一人だけでした。
子供に混じって大人が一人。
普通に考えると「いやいや、そんなの無理!!」と思うかもしれません。
これは気にする必要がありません!
大人一人でも50歳だろうと、60歳だろうと、女性だろうと初心者だろうとウェルカムです!
普段鍛えていないか人であれば、普通に汗だくになると思います。
大人の方は礼儀作法とか、日本代表を目指して!とかではなく、純粋に体を動かすスポーツの一つとして空手道というものを考えても良いと思います。
「武道とは古くは、、、」
「根性と気合が極めて重要、、」
「本来強さとは武士の魂が、、、」
とか、そういう考えも有るでしょう。
でも、空手は大人から始めると本当に面白いんですよ。
一つ一つを学び実践して身に付く、そして試して結果が出る。
これが明確にわかります。
技が一つ覚えて、段々と成長していく自分自身を感じられると思います。
しかも頑張ればがんばった分だけ帰ってきます。
何物にも代えられない喜びを感じることが出来るのです!
3.怪我は怖いし、無理をする必要はない!!
大人の方は基本仕事をしていると思います。
なので、怪我が怖いという方はいらっしゃると思います。
私もそうです。今でも怪我は怖いです。
子供の頃のように怪我をしてすぐに治らなかったらどうしよう?とか考えてしまいますよね。
私も正直怪我をしました。
ですが、私の場合は特に自爆系の怪我が多かったと思います。
因みにこれは空手というよりも並行して続けているキックボクシングの方が原因ですが、楽しいからこそついつい無理をして怪我をしてしまいました。
怪我は骨折とか脳震盪とかではなく、手首を痛めたり、捻挫したりとかです。
慣れてくると怪我はぐっと減りますが、そんな大怪我してばかりいたら、空手なんて危なくてできません。
だからこそ私達の指導は、大人に対しては怪我をしないように細心の注意を払います。
自分が怪我をしまくった経験から、無理をしないことの重要性は十分に認識して頂けるように指導いたします。
「怪我をしてなんぼ」とか、「怪我してから強くなる」とか、そういう考え方は世界レベルの選手では有るのかもしれませんが、私達は全く別だと考えていますので勘違いしないようにお願いします。
是非一度体験をしてみてください。
いくつか道場を見て回ると、練習の強度が違う事に気がつくと思います。
自分にはキツイかもなと考えてもやってみたら、大したことなかったり、逆もまたありえます。なので、体験してみることを強くオススメします。
当然慣れるとこなせることも多くありますが、笑顔が有る道場が良いと思いますよ。
この写真のように転ぶにしても転び方も身に付くものなのです。
無理をすれば怪我をするし、無理をしない事が出来るのは大人だ身体と思います。
「これ以上はちょっとできないな」と思ったらやめたらいいと思います。
「おら!!根性出せ!」
「この程度でへばるな!」
という感じを想像してませんか?
今どきこんな指導をする道場は少ないと思いますが、こんな道場なら絶対私は行きません。辛いだけで楽しくないからです。
無理をして怪我をしても、誰も褒めてくれません。
昭和の部活動じゃないので、そこはスマートに行くべきです。
自主性を持って稽古が出来るのが大人の空手だと思います。
4.親子空手というコミュニケーション
私も空手を始めたきっかけは親子空手でした。
親子で空手をするとコミュニケーションが多くなります。
また一緒の興味で時間の共有もされるので、子供のことをよく見てあげられるというきっかけにも成るのです。
一緒に練習したり、時には試合に出たりも良い思い出に成ると思いますよ。
ただ一つだけ、決して子供さんを叱らないでください。
できていないと、つい口を出したくなりますが、空手に関することで叱るのではなく一緒に楽しんでほしいと思います。
是非そうしてください。
5.健康の為の空手
私はいつも思うのですが、空手は何故小学生の習い事なのでしょうか?もちろん高校、大学とやっている人も多くおりますが、高校で空手部の有る学校は意外と少なかったりします。
空手は激しい打ち合い!と考えている人が多くおりますが、伝統派空手は所謂寸止めルールの組手を行います。
当てない事が前提なので、打撃によるダメージは割と少ないのですが、代わりに運動量スピード重視の瞬発性を求められます。
空手の稽古は形や組手がありますが、当然ながらそれら以外の稽古もたくさんあります。特に体捌きなども合わせると無数に学ぶべき事は多いのです。
これらを1時間、2時間と稽古していくと相当な運動量になります。
運動量というのは自分のペースである程度制御することが可能です。
また空手が上達するためには、体重を減らす、タバコを吸わない、お酒を飲みすぎないなど運動以外の面にも気を使うようになります。
これは健康のためというよりも空手のためにという名目で行うので、長続きします。
私も昔はタバコを吸っていましたが、空手をはじめてやめました。
健康は勝手に来るものではなくて、自分自身が少しずつ積み重ねるものです。
空手の運動量やその環境は人々の健康にとても良くマッチすると思います。
もし運動不足を感じられているのであれば、是非空手道を一つのスポーツ、運動、健康のための手段として考えてみてはいかがでしょうか?
6.終わりに
最後になりますが、是非一つの選択肢として空手を考えて見てください。
空手道にはフルコンタクト空手もあれば防具空手もあります。
ご自身に見合う空手道がきっと見つかるはずです。
是非一度体験してみたら良いと思います。
きっと楽しくて健康的な日々を送れると思います。
編集担当w